医療現場で用いる手袋は天然ゴム手袋(ラテックス含有)と合成ゴム(ラテックスフリー)に大別される。
外科医の手湿疹は消毒剤よりも手袋による接触皮膚炎が多いと言われる。
(発症機序)
ラテックスは、4,700MWと分子量の大きな蛋白であり、通常は皮膚に吸収されることはないが、手湿疹などで皮膚のバリア機能が低下すると、侵入し感作が成立し、アナフィラキシーを含む即時型アレルギーを誘発する。
(症状)
手湿疹、蕁麻疹
(検査)
protein contact dermatitisであり、プリックテストやIgE RASTでの検査ができる。
参考資料:
アレルギーポータル「ラテックスアレルギー」
https://allergyportal.jp/knowledge/latex-allergy/
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