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(扱うもの別)手袋

更新日:2021年9月12日

仕事で扱う手袋には様々な種類があり、アレルゲンとなる物質も様々です。

職業性の手湿疹の原因の5% 程度を占めるとされており、 医療従事者や清掃員、美容師に多いとされいます。

手袋は大きくゴム手袋とプラスチック手袋に大別され、アレルゲンとなりやすいものを下記に述べています。


※ 詳しくはリンク先を参照。



1. ゴム手袋

1) 加硫促進剤

【アレルゲン】

【検査方法】

ジャパニーズスタンダードパッチテストに含まれる。


2) 天然ゴム

【アレルゲン】

【検査方法】

プリックテスト・血液検査(IgE RAST)



《対策》

□ アレルゲンがパッチテストなどではっきりしていれば、代替可能であれば代用品を用います。

□ 防護目的で着用している場合など、代替不可能な場合には、汗などが悪化因子となる可能性もありますので、内部にスムス手袋の着用をおこなうと有用な場合があります。

スムス手袋は使い捨てあるいは洗濯をおこない、作業ごとに取り替えるようにします。

□ 手湿疹があるままで着用をつづけるとじょじょに難治となることがあります。皮膚科への通院をおこない、ステロイド外用などの適切な治療をおこなうことも重要です。

□ 問題点として手袋そのものをパッチテストを行っても陰性になることがあります。専門医のもとでパッチテストを行いその後の対策を一緒に検討してもらうようにしましょう。


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