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(JBS)塩化コバルト

  • natsuko-saito
  • 2020年12月29日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年8月15日

【用途】

コバルトは鉄族金属の一つで、安定した結晶構造を持ち、ニッケル・クロム・モリブデン・鉄・タングステンなどとの合金として産業用に用いられたり、医療用材料として用いられている。

工業用品:メッキ製品(ニッケルメッキされたものにはほぼ含まれる)、携帯電話(リチウム電池)、乾湿指示薬、ポリエステル系プラスチック、革製品、接着剤、エナメル、粘土、セメント


顔料:青色顔料(コバルトブルー[主成分:アンミン酸コバルト])、緑色顔料(コバルトグリーン[亜鉛とコバルトの複合産物など]、絵の具、クレヨン、印刷インキ、陶磁器のうわぐすり、染毛剤など)


食品:チョコレート、ココア、豆類、ナッツ類、胚芽、貝類、香辛料、ビール、キャベツ、レバー、全粉小麦粉


医薬品:ビタミンB12製剤(メチコバール)構造の中央部にコバルトが含まれる、歯科金属、骨接合金属



【感作されやすい職業】

機械工・服飾・建設業・印刷業・窯業・調理師・医療従事者


【問題点】

コバルトは使用頻度がたかいものの、これまでニッケルに比較してアレルゲンとしての注目度が低く、制限も行われずに使われてきた経緯がある。

ニッケルは含有制限がおこなわれ、陽性率が減少している傾向にある一方で、規制のすくないコバルトの陽性率が増える傾向にあると言われる。


【対策】

□ パッチテスト

原因となっているかについて検索する。

□ 除去

発症している場合には、かならずグローブをするなどをして、直接肌につくことを避ける。








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