【用途】
ゴム、革、印刷、車のオイル、消毒剤、殺虫剤、ベニヤ板、絶縁体、消毒、脱臭、殺虫剤など
【感作されやすい職業】
皮革製品、自動車工場、合板製造業など
【問題点】
優れた粘着性、耐久性、耐熱性、柔軟性があり、とくに靴や皮革、合成ゴムの接着剤として使用される。
職業では、革靴製造業者、レインコート表面の仕上材などでの報告がある。
工業用の他、ウェットスーツ、キーパーグローブや腕時計のベルトなどにつかわれることもある。
職業性の接触皮膚炎では脱色素を生じることもあり、注意が必要である。
また、パッチテストは遅延性に陽性となることもあり、2-3週間後に紅斑を示すこともある。
【対策】
□ パッチテストパネルでの診断をおこない、手袋着用などでアレルゲンを回避できるようにする。
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