【用途】
衣料品防しわ加工剤、樹脂、建材、塗料、防腐剤、金属加工剤
【感作されやすい職業】
工業、医療、建設業など
【問題点】 化粧品やシャンプーなどの日用品にも含まれる。
職業的な暴露としては、金属加工油剤、洗浄剤、歯根管消毒剤、医療器具の消毒剤などがある。
パッチテストでは刺激反応が起こりやすく、診断には注意が必要となる。
歯根管治療薬に含まれるホルムアルデヒドで感作される接触蕁麻疹やアナフィラキシーの報告もあり、注意を要する。
【対策】
□ パッチテストで診断する
□ 日本製の化粧品ではホルムアルデヒドによる接触皮膚炎の健康被害を防ぐためにその含有量が規制されているが、海外製品では規制されていない場合があり、パッチテスト陽性者ではシャンプーやクリームなどの成分にも気を使って選ぶ必要があることを指導する。
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