【注意すべき職業】
理容師や美容師、調理師、主婦などの手荒れの最も多い原因です。
【お湯・水そのもの影響】
皮膚のバリアである角質細胞に浸透して細胞を膨張させたり、逆に蒸発するときに水分を奪うため細胞が収縮するという繰り返しで、角質が破壊されてしまいます。
【対策】
バリア機能が傷害されたまま放置してしまうと、そこからアレルゲンとなる物質が入り込んで、新たにアレルギーをつくってしまうきっかけとなることがあるため、適切なスキンケアが必要です。
1. 保湿
2. 必要に応じて手袋の着用
3. 痒みや皮膚が硬くなってきた、亀裂などがある場合には、皮膚科受診とステロイドの外用を行います。
【悪化すると・・・】
【病名】進行性手掌角皮症
主に、指の腹に角化が起こるタイプの手荒れで、水仕事の多い主婦や、指先をよく使う職業の人に見られます。
聞き手の第1,2,3 指の腹から始まり、手のひらに広がることもあります。
冬に悪化しやすく、あまり痒みがないことが特徴です。
繰り返しているときには、定期的に皮膚科を受診し、スキンケアを心がけます。
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