【特徴】
外観に優れ、耐食性にも優れることから多用される。
【感作されやすい職業】
建設現場、印刷業、写真、革製品職人、革靴
合金、メッキ、革製品、衣服の染料(色の濃い染料)
写真の現像液、セメント、インク(ボールペン・印刷インクなど)、マッチの軸木、ゴム、ガラス、トタン、防錆剤、毛皮処理剤などに使われる。
【問題点】
自然界ではクロムのほとんどはCr2(SO4)3の様な3価クロムとして存在しているが、6価クロムが工業用などでは使われることが多く、皮膚透過性も高いため、皮膚粘膜障害を起こしやすいと考えられる。
ベルト・革靴などの革製品、セメント、塗料などに感作されるためか、男性に多い。
クロム含有酸性金属染料があり、色の濃い下着などにふくまれ、接触皮膚炎として報告された症例もある。また、色の濃い靴に含まれることもあり、足底のかぶれには注意が必要である。
【診断方法】
□ パッチテストパネル
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