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(扱うもの別)界面活性剤

更新日:2021年8月15日

界面活性剤とは・・・

一つの物質のなかに水分になじみやすい部位(親水性)と油になじみやすい(親油性)の2つの部分を持つ物質をふくむもの。この構造が、本来、水と油のように混じり合わないものを、混ぜ合わせるのに役に立ち、汚れを落とす洗浄の働きをする。


(皮膚炎)

界面活性剤は刺激性があり、濃度を高くすると誰にでも皮膚炎をおこす可能性が高くなります。(一時刺激性皮膚炎)

よって、パッチテストの濃度も低濃度で行う必要があり、その診断には注意を要します。


近年、アルキルアミンオキシドAおよびアルキルアミンオキシドBによる低濃度での接触皮膚炎の報告がありますが、成分としての取り寄せが必要な検査となります。

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